趣味は二度寝と盗み聞き - インド人っぽいメキシコ人

ファミマと庄屋奇跡の融合！

二度寝が好きなんです。盗んで聞いてしまうんです。
タチ悪いですね。ごめんなさい。

そんな私は居酒屋なんかでよく、周りの方たちの面白いと思った会話をメモります。
大抵、携帯のフリーメモかなんかに。
今日、そんな溜まりに溜まったフリーメモを整理していたところ
ある居酒屋での会話が出てきましたので、ご紹介します。

その時私は、某居酒屋チェーン店で飲んでおりますと
私の隣の席に、男性１人と女性２人がやってまいりました。
席と席の間にすだれが掛かっておりまして、多少確認が難しかったのですが
おぼろげに見える様子から

男　　（ドス黒い顔色。関西弁。やたらに声と態度がでかい）
女性１（３０歳ぐらい。おそらく男と同じ職場。世当たり上手）
女性２（おそらく女性１の後輩。控え目な性格。無口）

みたいな関係が見て取れました。
暫くしてお酒が入ってきますと男は
フロア全体に聞こえるであろう大きな声で女性１を口説き始めました。
隣に女性２が居るにもかかわらず、女性２を殆ど会話に入れないまま
かなりのテンションで口説きます。

「俺の女になれ！」

だの

「いいから俺の言うこと聞いてりゃ良いんだよ！！」

聞くに堪えない稚拙で横暴な言葉に、さぞ女性１も辟易。
…かと思いきや。

「だって絶対うそだも〜ん♪」

案外乗り気で対応し始める始末。
そして相変わらず、女性２は無視状態で無口なまま。

このままでは別に私もメモるまではいかず、今も思い出して書いている訳ですが、

男が一変して、女性２を完全に無視し、
生温い甘めトークに切り替え、女性１を口説き始めた辺りから
私のメモが始まりました。
以下、メモ１より

男　　「俺、お前のこと好きやで」
女性１「私、狩猟民族やで」

意味分かりません。
もう、どっちが狩るか狩られるか分からない状態になってます。

さらに時間は経過し、深夜帯に突入。
もう男と女性１の会話しか聞こえてこず、
３人だったはずなのに、完全に２人だけの世界へ。
今までちょっとだけ聞こえていた女性２の声もどこへやら…

もう終電もなく、男にとっては早く事を運びたい時間帯。
マンツーマンでこれだけ温甘トークを繰り広げても
一向に進展しない会話に嫌気がさし始め
男は焦りから、序盤の勢いそのままに、一気呵成に捲し立て始めました。
以下、メモ２より

男　　「俺、結構いい男やろ！うそついてないし！！
　　　　本気で言うてんねん！
　　　　俺の顔をしばらくガン観してみぃ！！！
　　　　そしたらすぐ惚れるから！」
女性１「………えぇ〜」

………しばしの沈黙

女性２「………黒豆！？」

まだ居た！女性２まだ居た！！で、暴言吐いた！！！

男はその後、なぜかテンションが下がり始め、
女性２人は先に帰っていきました。

そんな前回公演、小屋入り前日の出来事でした。

・・・・・・・・・・今後の予定・・・・・・・・・・・・

オケラジ！トークライブ
オケラジism002
『非ポッドキャスター宣言』
2007/5/12（土） 19:10〜
＠下高井戸　不思議地底窟青の奇蹟
公演詳細・お問い合せ（オケラジ！HP）
http://www.voiceblog.jp/oke/

・客演

劇団ギリギリエリンギ AnotherWorks Vol.1
『１K　〜原宿の恵比寿の間〜』
2007/5/30（水）〜6/3（日）
＠渋谷・ギャラリールデコ　５F

脚本
板垣雄亮（殿様ランチ）
岡田幸生（夜ふかしの会）
加東航（ククルカン）
西山聡（ブラジル）
ハセガワアユム（MU）
ブラジリィー・アン・山田（ブラジル）

公演詳細・お問合先
http://giringi.web.fc2.com/